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乳腺外来と乳癌検診は異なります

[2018.11.08]

乳腺外来とは・・・

乳房の明らかなしこり・腫れや赤みの伴う痛み・乳頭分泌物などがある場合・検診で要精査になった場合に対して、保険診療で診察を行います。(基本的に、乳がん検診を目的とするものではありません。)そして、診察を行った上で、その症状や状態により、必要に応じて検査を組みます。

乳癌検診とは・・・乳がんが心配、身内に乳がんにかかった人がいる・なんとなく痛みがあり心配・なんとなくしこりのように感じるものがあるので不安・しばらく乳がん検診を受けていない・他院で1年・半年後の検診を勧められたこのような場合は検診となります。《自費診療》

【注意】

1)  乳がん検診は他健診と同等の扱いになり、自費診療です。保険を使うことは出来ません。

2) 診療は所見をとり、必要に応じた検査を行います。

受診当日に超音波やマンモグラフィーなどの全ての検査を施行することはありません。 

3) 違和感などの症状がある方でも、しばらく検診を受けていない方、検診を受けたことがない方はまず、乳がん検診を受けていただくことをお勧めいたします。 

【乳房痛に関して・・・】

生理前に乳房の張り感、痛みを伴うことがありますが、多くはホルモンの影響によるものです。生理が開始すると共に、症状が軽減するものは心配ありません。生理に関係なく痛みが長期にわたりあるもの、腫れや赤みを伴った痛みなどの場合は受診して下さい。

【線維腺腫と診断されたら・・・】

線維腺腫とは良性の腫瘍です。切除するまでは、消えることはありません。悪性化することはありませんが、年に1回は検診を受けて変化がないことを確認し、他にしこりが出来ていないかチェックすることが大切です。

しこり自体に急に大きくなったなどの変化がでてきた場合は乳腺外来を受診して下さい。変化がなく、年一回程度の検診でよいとされている場合は、乳がん検診をお受けください。

 【ご相談内容から、乳癌検診にあたると判断された場合】

ご相談内容や症状によっては、診療ではなく乳がん検診をお勧めする場合があります。その際、当院の乳がん検診を希望される場合は乳腺ドックを紹介させていただきます。

当院の乳癌検診は、精度を高いものに維持するため、触診、マンモグラフィー、超音波検査を含む三者併用で行っております。マンモグラフィーのみ、あるいは超音波のみでの検診は基本的にお受けしておりません。(但し、豊胸術後などでマンモグラフィーが取れない場合はご相談に応じます。)

【出産後、授乳期のトラブルなどの相談に関して・・・】

母乳の出が悪い、赤ちゃんに吸われて痛いなどは、あくまでも出産された産婦人科などでの対応となります。

当院では母乳相談は行っておりませんのでご了承下さい。

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