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インフルエンザ

インフルエンザってどういう病気ですか?

インフルエンザと普通の風邪とは、原因となるウイルスの種類が異なる病気です。
普通の風邪はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急な高熱が特徴です。さらに、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状が通常5日間ほど続きます。
特に65歳以上の高齢者がかかると、重症化の可能性が高く肺炎などの合併症を併発することも多いので、十分な注意が必要です。
インフルエンザを疑うような症状があったら、ひどくならないうちに受診することです。 インフルエンザであれば、発熱などの症状が出始めてから約12時間ほどで診断キットを使い、7分程度で診断が可能です。

予防は・・・?

まず、予防注射が大切です。 卵アレルギーなどがなく、注射を打てる人は予防注射をすべきです。他には、うがい、手洗い、マスクの着用、適度な温度や湿度を保つ、人ごみをさけるなど、普通のかぜの対策と同じです。

かかったら、どうしたらいいですか?

水分や栄養をとって十分休養することはもちろん、普通の風邪とは違いますから、熱が出たらできるだけ早く受診し(48時間以内の治療開始が効果的といわれています)、治療を受けてください。 感染力が強いので、他の人にも次々とうつしてしまいますから、決して出歩かないようにしてください。 小さいお子さんなどがいらっしゃる家庭では、寝る部屋を別にするなどの工夫が必要です。

インフルエンザの治療法はどういうものですか?

ウイルス自体の増殖を阻害する薬を使います。A型、B型を確認して両者に効く薬 か、A型だけに効く薬か、いずれかを使います。 一般の薬局では買えませんので、受診して検査を受けた後に処方してもらいましょう。

ワクチンはいつ打つのが効果的ですか?

予防接種施行後、インフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約4-5ヶ月と言われています。 予防効果を高めるために は、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが望ましいと思われます。

型があわないと効果はありませんか?

ワクチンAソ連型 (H1N1)、A香港型(H3N2)、B型株(山形系統株とビクトリア系統株の2種類)の4種類の混合ワクチンですので、新型ウイルスが出現しなければ、このうちのどの型が流行しても効果があります。 また、ウイルスは突然変異があるので、効果が低下する可能性がありますが、近年は予測技術も高まって、実際の流行とはほぼ一致しています。

インフルエンザ脳症って何ですか?

突然の高熱に始まり、 1~2日以内にウトウトとした眠りから深い眠りにいたるさまざまな程度の意識混濁を呈し、多くの場合けいれんを伴います。短期間のうちに死亡することの多い合併症です。脳炎を発症するお子さんのほとんどはワクチンを接種して いないとの報告がありますので、ワクチンは接種しておいたほうがリスクは低くなります。

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